Hau‘oli Makahiki Hou!
ハワイ語で明けましておめでとうございます。
2019年、ますますパワーアップして
ハワイの歴史や神話・伝説をご紹介していきたいと思います。
簡単にハワイ語の説明だけさせてくださいね。
Hau‘oli は Happy と同じで幸せ、喜ばしいという意味です。
Makahiki は 新年、年という意味。
実はこのMakahikiという時期、長いんです。11月頃から約4か月ほど続いたそうです。
この期間はとにかくお休み。たとえ戦争をしていたとしても休戦。
せっかくなのでもう少しMakahiki。
ハワイ諸島を発見したキャプテンクックはこのMakahikiの時期にやってきました。
Makahikiにはハワイの四大神のひとつ、ノロ神を祀るのですが
このノロ神の姿がクックが乗ってきたレゾリューション号とそっくりだったため
クックはノロ神と間違えられ大歓待されます。
しかしそれが不運の始まり。
ハワイアンがノロ神ではないと気付いてハワイ島でクックは命を落としています。
・・・お正月からこんな話になってしまいました。
Hou は 新しいという意味です。
今日はお正月なので縁起のよいお話、虹のお話をさせてください。
ハワイ語で虹は Anuenue。これはみなさんご存知ですよね!
日本では虹は
赤 橙 黄 緑 青 藍 紫 の7色ですが
ハワイの虹は6色なんです。
赤 は カヒリ(王族の毛槍のようなもの)
橙 は イリマの花
黄 は バナナ
緑 は シダの葉
青 は 海の青い水
紫 は 女王のシルクのドレス
メネフネたちがこれらから集めてきた色で虹を作り
ハワイに虹がかかるようになったという伝説があります。
そして虹はいつもダブルで出るもの。
見えるか見えないかだけでいつもダブルレインボーなんです。
この写真もよーく見て頂くとダブルなのが分かりますか?!
ハワイでは王族のいる場所には虹がかかるといいます。
こちらは昨年トーマススクエアにお目見えした
カメハメハ三世の銅像。
この方はカメハメハ大王の息子です。
二世は三世の兄でしたが若くして亡くなられ、
三世は10才で即位し、
ハワイ王国の8人の王の中では一番長く国を治めた方です。
カイルアにカラマビーチ、別名オバマビーチと呼ばれる
静かで美しいビーチがあります。
オバマ前大統領もお気に入りのビーチです。
このビーチの名前・カラマは
カメハメハ三世のお妃の名前。
お妃はカラマビーチ近くのお生まれのようです。
話が虹から逸れてしまいました。。。
ハワイはレインボーステイトと呼ばれ
車のナンバープレートも虹のデザインですね。
なのにハワイに行っても虹を見たことがないという方がいらっしゃいます。
虹の探し方をご案内しましょう。
お天気雨が降っていたり
ワイキキから見て山に雲がかかっていたら虹を見るチャンスです。
まず自分の影を探してください。影の方向に虹は出ます。
つまり太陽と反対の方向。
太陽を背にして探してみてください。
太陽の位置が高い時間帯はなかなかみることができません。
朝や夕方の太陽の位置が低い時間帯が見つけやすいです。
そして虹を見つけたら
もう1本の虹も探してください。
よーく見ると結構ダブルで見えるんですよ。
そして2本の虹は色が逆です。
虹の探し方がわかると一日に何度も見られるようなります。
ハワイで虹をみると願いが叶うといいます。
私を含め、ハワイが大好きな皆さんの願いはハワイへ帰ることですよね。
ハワイで虹を見るとまたハワイに戻れるといいます。
ぜひハワイで虹を見て何度もハワイへ戻ってくださいね!
虹の写真を見ていたら
イズラエルの Somewhere Over The Rainbow が聴きたくなりました!
2019年がよい一年になりますように。
Mahalo!!