猫耳夫人に会ってきた!!

猫耳夫人に会ってきた!!

オアフ島、東海岸の道・カラニアナオレ。 この道の名前があの猫耳夫人と深い繋がりがあったとは。


ALOHA!

前回、次回はハワイの道の名前からスタートしますと
お伝えしておりました。

オアフ島にたくさん好きな道はありますが
ここはとても好きな道のひとつ、カラニアナオレ。
なんだか読みにくいハワイ語の道だなぁ、と
思われるかもしれませんが
これはハワイ王国6番目の王、ルナリロさんのお名前なんです。

オアフ島の美しい東海岸の道。

この大好きな道が私の気になっていた猫耳夫人と
ふか〜い関係があったとは!

またまた私の大好きなイオラニ宮殿です。

宮殿ツアーは建物の裏手から入ってスタートします。
宮殿内に入るとそこは広いホールになっていて
歴代の王の肖像画がその奥様と一緒に飾られています。

さて、30人、40人とも言われる奥様がいたカメハメハ大王。
大王の奥様といえば、、、
私が一番に思い浮かぶのはケオプオラニさん。
またまた読みにくいハワイ語ですが
このケオプオラニさんはカメハメハ2世、3世のお母様であり
カメハメハ大王よりも高貴と言われている方。
当然ケオプオラニさんの肖像画が飾られていると思っていたら、、、

なんと!
この猫耳夫人!!
どなたでしょう???

よーく写真を見てください。
見えますよね、猫耳みたいなものが。

カメハメハ大王の一番のお気に入りだったカアフマヌさんでもないし
だれ?だれ??

この方はケカウルオヒさんとおっしゃいます。

このケカウルオヒさん、
王族家系図ではカメハメハ大王との婚姻関係は記されていません。
それどころか家系図を見ると
ケカウルオヒさんの母親であるカラクアさんが大王の奥様のひとりで
二人の間に生まれたキナウさんが
カメハメハ2世と結婚していたり、
別の人と結婚してカメハメハ4世、5世の母となっていたり。

書いている私もだんだんわからなくなってきました。

ケカウルオヒさんです。
カメハメハ大王が亡くなった後
別の方と結婚して男の子が生まれます。
ルナリロ王です。
カメハメハ大王の直系ではありませんが
大王の父がルナリロ王の曽祖父にあたります。

カラニアナオレ、この名前はとても高貴なという意味を持ちます。
その名の通り高貴な王、ルナリロ。

この写真はカワイアハオ教会。
ハワイ最古の教会、珊瑚でできた教会として有名ですね。
カメハメハ大王像やイオライ宮殿にも近く
訪れた方も多いと思います。

でもここにルナリロ王が眠っていらっしゃることをご存知ですか。

カワイハオ教会の門を入るとすぐ右手にあるルナリロ王廟。

亡骸の場所がわからないカメハメハ大王を除く6人の王は皆、
ヌウアヌの王家の霊廟・ロイヤルモザリアムにいらっしゃいます。
なぜルナリロ王だけがここなのか。

カメハメハ大王から5世まではカメハメハ家。
5世は様々な事情から次期王を指名しないまま亡くなりました。
当然ルナリロが王として指名されると思われていたのに、です。
王族間の確執が原因と言われています。

ハワイ王国初の選挙でカラカウアを破って王となったルナリロ。

ルナリロ王の記録は少ないのか
調べてみてもあまり情報がありません。

カメハメハ家でもなくカラカウア家でもない家柄の王。
生涯独身だった王。
在位1年でなくなった王。
ルナリロ王には孤独の文字が重なります。

人民のそばにいたいという思いから
ロイヤルモザリアムではなくカワイアハオ教会を
永遠の眠りの場所に選ばれたそうです。
私の勝手な想像ですが
ロイヤルモザリアムにご自分の居場所はないと
思われたのではないでしょうか。
今はご両親とともにここにいらっしゃいます。

ウィリアム・チャールズ・ルナリロ。
そしてカラニアナオレ。

オアフの美しい東海岸をつなぐ道の名前の意味を探し始めて
猫耳夫人と出会い、カワイアハオ教会まで。

さぁ、もう一度イオラニ宮殿へお付き合いください。
宮殿のホールには歴代の王の肖像画が飾られているとお話ししましたよね。
もちろんルナリロ王もいらっしゃいます。

ルナリロ王の肖像画の正面はケカウルオヒさん、ルナリロ王のお母様です。
お二人は見つめ合うように飾られています。
なんだか涙が出たのは、きっと私だけですね。

ハワイの歴史、王族の歴史の中では
あまり有名ではないかもしれませんが
イオラニ宮殿に足を運ばれた時には
このお二人のこと、よく見てください。
このお二人は親子なんだと知ってる人はハワイ歴史通!

次回は「ALOHA」のお話にしたいと思います。

MAHALO!!

この記事のライター

ハワイ州観光局アロハプログラム ハワイスペシャリスト検定上級取得。日本在住。

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